Phleguratoneの音楽ゲーム雑記帳

私、Phleguratoneが下手なりにBMS・PMS・DTX・Stepmania等に関する記事をポストしていく音ゲー系ブログです。随時更新中。

Morph EP 5参加曲『Jyuuniyou』について

この度、Morph氏主催の誕生日EPシリーズ「Morph EP」最新作『Morph EP 5 [Maze of the Weirdland]』に組曲構成の変拍子曲である『Jyuuniyou ~十二様(序)・寿烏丹妖・十二瑶・銃に酔う・十二瀛・呪雨逃羊・十二様(結)~』で参加致しました!


【EP公式サイト】
morph2022.lolicore.jp
※なんと各収録曲の使用拍子をアニメーションしてくれます! スゴい!
そしてDownloadの所のアニメーションを眺めてみると・・・・・・


尚、Morph EPの過去シリーズもヤバい曲がいっぱいあるのでDLして聴いてみよう!!


Morph EP3 [MistakeWrong]
lolicore.jp

Morph EP 4 [Mex World!?]
lolicore.jp

①参加のキッカケ

いつもの通りTwitterを眺めていたらMorph氏のTwitterでEP参加募集告知が。

テーマは自分の大好きな変拍子
これは!! と感じて参加してみようと思い立つも、(当時はBMSを知ってから自作曲を1曲も完成させていなかったことも有り)躊躇してしまい結局ギリギリで参加申請を行うことに。

そして、EP用Discordサーバーに入ってからは変拍子曲をまとめたページを貼ったり、変拍子曲プレイリストを作ったりしてました。


wikipedia英語版変拍子曲リスト
List of musical works in unusual time signatures - Wikipedia

・極端な記譜法/極端な拍子記号(拍子以外にも極端な実例が色々載っているので全文チェックしてたまげてみましょう)
極端な記譜法/音価 - 幻想動物の事典

Youtubeにまとめた変拍子曲プレイリスト
youtube.com



ちなみにイラスト担当を指名する必要があったため、お互いにEP企画参加が初めて同士と組むのが良いだろうと思ったのと、過去のイラストからサウンドが比較的想い描き易かったと言う理由から估珀滔氏を指名しました(最終的にすこぶる良い結果になって満足してます)


②参加曲の構成が固まるまで

【2021年2月~4月】
「折角Morph氏のEPに参加するんだからメジャーどころ(5拍子とか7拍子とか)よりはあまり掘られていない拍子の方が良いよな~~」と思い、第三回BMS衆議院選で案の一つとして思いついていた10拍子で曲を作ることを考えました。
→結果的にMUMEI academy用に回すことになるが、BMS化が間に合わず不参加。一応完成の目処が立った曲のデモがこちら↓


【2021年4月~9月】
10拍子の延長で曲を組もうとするが新規のアイディアが思いつかず、MUMEI academyや主催イベント『Be Music in the Dark ~BGA禁止BMSイベント~』の準備等で殆ど進行していませんでした。

【2021年9月~12月】


過去のツイートを見返していたら、昔呟いていた変拍子プログ・トランスのことを思い出したので、15拍子トランスの作成を試みることに。
→作っていてEPの雰囲気に合わないと感じた(その上、M-kani氏が同じ15拍子の曲のデモを投げていた)ため、PABAT!2022用に回すことを決断。

【2021年12月~2022年2月】
別の案を考えていたところ、仕事中に突如十二様(jyuuniyou)」というフレーズが降ってくる。
良さげなアイディアを思いつくときは大体仕事中
十二というタイトルからそのまま12拍子をキーとすることを決め、10拍子の曲の構成中に思いついていた「拍子を1から小節ごとに1つずつ加算・減算する」というアイディアを組み合わせ、そして「組曲構成にして複数の拍子構成パターンを試してみるというのはどうだろう?」と考えつき、「各パートのタイトルの読みは(jyuuniyou)で統一」「パート数をシンメトリックになるよう奇数にする」等の仕様が徐々に決まっていきました。
ちなみに最初はパート数をタイトル通り12パートにする事も考えていましたが尺が長くなるのと、自分の実力ではバリエーションで間を持たせられないと思ったため7パートに減らしています。

③参加曲の曲構成について

参加曲「Jyuuniyou」<序・パート1~5・結>からなる7パートとその間を繋ぐ短いSE的な6つの繋ぎによって構成されています。
BPMは全て12の倍数で、拍子の拍数の増減や各パートのタイトルの文字数はシンメトリックを意識しています。

十二様(序)

BPM:120(2小節のイントロのみBPM48の4/4)
拍子:1→12のように拍が1ずつ加算

拍が1ずつ加算される単調な和音を、弾いている2つのトラック間のクロスフェードやエフェクト調整する事で迷宮感を醸し出すようにしました。
が、ピアノとベースだけだとあまりにも単調すぎるので、イントロから薄くパッド音を加えています。

①:寿烏丹妖

BPM:156
調:D Major
拍子:1→12→1のように拍が1ずつ加算・減算

完成するのに一番時間がかかったパートです。
和風のスケールを使ったリフのフレーズや音色選択(最終的にはピアノに)が固まらず中々苦労しました。
(サブベースを抜くと低音域がスカスカに聞こえるくらい)中音域に音が集中しすぎたためになかなか音量調整が難しかったのも一因かなと感じています。
結果的に聴いていて「寿」っぽさがあまり出せていない仕上がりに・・・・・・

②:十二瑶

BPM:96
調:C Miner
拍子:1→12のように拍が1ずつ加算

玉っぽい感じのサウンドをLiveのプリセットから探しつつ、アンビエントなゆったり感を演出してみました。

③:銃に酔う

BPM:1440(BPM720の1~12/8相当)
調:A#(b♭) Major
拍子:1→12→1のように拍が1ずつ加算・減算、を2回繰り返し

当時、エクスラトーンにハマっていたのでエクスラトーンなパートを入れてみたいと思い、Liveで試したらそれらしいビートは簡単に作れたので採用。
しかし、プラグインでビートに色々変化を付けてみるも中々上手くいかず。
最終的に背景に不穏な響きのパッド音を加えて完成させました。

④十二瀛

BPM:72
調:G#(A♭)Minor
拍子:12→1のように拍が1ずつ減算

」は”ゆったりとした海”という意味を持つ漢字で、漢音読みである「エイ」と読むことが多いのですが、呉音読みでは「ヨウ」とも読むためタイトルに採用。
字義通りゆったりとした大海を航行していくようなイメージで作曲しています。

⑤呪雨逃羊

BPM:132
調:F#(G♭)Major
拍子:1→12→1のように拍が1ずつ加算・減算

大雨の中、雨から逃れようとする一匹の羊の情景を描いているパートです。
果たして羊君は無事に夜雨をしのげられたのでしょうか?

十二様(結)

BPM:108
拍子:12→1のように拍が1ずつ減算(イントロの逆再生部分は12拍子+6拍分の間)

序とは逆に拍が一つずつ減っていって最後に1拍子で解決していきます。
単純に構成を逆にするのは味気ないなと思ったので、これまた土壇場で逆再生部分を加えました。


尚、参加当初から「Morph EPに参加するんだから曲に「○○morph」なプラグイン・サンプルパックを使ってみようじゃないか!」と思っていて、
パート間の繋ぎの部分にはデザイン・コンセプトが個人的に大好きでほぼ全ての製品を買っているGlitchmachines製のサンプルパックBiomorphを全面的に使っています。

他にもDynamic Tonality製の微分音も扱える幾何学ループ・ジェネレーターXronoMorph

Melda Production製の二音源間モーフィング・エフェクト・プラグインMMorph

を導入していたのですが、上手くトラックに馴染ませることが出来ないまま終わってしまいました・・・・・・どっちも面白いプラグインなので今後は活用していきたいですね。
この他にも「○○morph」なプラグイン・サンプルパックはあるのですがどれも高かったり(KONTAKTが必要だったり)したので導入を見送っています。


④後書き

最後に、主催・イラスト担当のMorph氏、曲担当の難波拓哉氏(こちらの勘違い等で色々と手間取らせてしまってすみませんでした)、そして素敵なイラストを描いてくださった估珀滔氏に最大の感謝をいたします。
初のWEB ALBUM曲提供ということもあり完遂することが出来て自信が一段階上に付いたかなと実感しております。






うおおー、参加してホントに良かった!!!!!!!!!!!!






P.S.ちなみにパート5は本来の拍子構成は「12→1→12のように拍が1ずつ減算・加算」だったのですが、制作中にいつの間にか失念して逆になってしまいました(ナニヤッテルンダ)
このまま無かったことにするのも自分の中では半端な感じがするので、上記の拍子構造を持った外伝的な曲(パート)を制作予定です。

【投票終了】「2021年ベストBMS投票」開催のお知らせ

2021年に投稿されたBMSBGAの中で「ベスト!」だと思うBMSBGAを各人最大10作品選出Twitter・ブログ等で発表したものをまとめて集計&発表する毎度おなじみの投票企画です。
下記ルールをお読みの上で、是非ご投票ください。


未だ世界中が混迷の最中、またまた名作が豊作だった2021年、ベストBMSBGAの座に就く作品は、一体どの作品になるのか?



……それは皆様の投票によって決まります!!




〜ベストBMS部門〜


・投票対象作品は2021/1/1〜12/31までに投稿されたBMSPMS・BMSON作品(オリジナル・アレンジ・コピー等)です。
 パッケージ収録またはオンライン上でプレイできるBMSPMS・BMSON作品へも投票出来ますが、2021年初出のものに限らせて頂きます。
尚、特例として、THE BMS OF FOON XVII -VISION THE RETRO FUTURE-登録作品は投票対象とし、逆に「BMSをたくさん作るぜ'20」登録作品は全て投票対象外とさせて頂きます(前回投票対象だったため)

・投票できる作品数は最大10作品までとなります。一つの作品に対して複数票投票は出来ません。また、自身が制作に関わった作品への投票はお控え下さい。
※発覚次第、当該作品への投票が無効となります

・投票期間は2022/1/7(金)~2022/1/16(日)とさせていただきます。

・期限までは投票内容の修正を受け付けます。

・また、投票した作品に関するコメントも受け付けます。

・曲タイトルは出来るだけ正確に書いて下さい。出来れば作者名を併記して下さると嬉しいです。曲タイトルが長い場合は途中で省略したり、その曲と確定出来るキーワードでも構いません。 ただし、同名作品が2作品以上存在する場合は必ず作者名を書いて下さい。

・曲変更譜面のある作品で曲変更譜面名を書いて投票すると、通常の作品に票が入ると同時に内訳扱いとしてその差分がカウントされます。尚、カウントするのは作品のアーカイブに入っている、または作品ページに掲載されている曲変更譜面のみとなります。



〜ベストBGA部門〜


・投票対象作品は2021/1/1〜12/31までに投稿されたBMSPMS・BMSON作品に付けられているBGA(一枚絵・タイトル画像のみ・MISS画像のみ・バナー画像のみでもOKです)です。

・それ以外のルールはベストBMS部門と同様となります。



【投票・修正・意見方法】

①以下のTwitterハッシュタグを付けてツイートを投稿。
#BESTBMSBMS部門用)
#BESTBGABGA部門用)
※上記のハッシュタグを使用したツイート中に有効作品が含まれている場合、基本的に全て投票したものとみなします。なので内容を間違えてツイートした場合は必ず訂正を行うか、Phleguratoneに連絡を下さい。
 
私のTwitterアカウントへリプライ、もしくはDMを送信。

phleguratone蛍yahoo.co.jp へ投票内容を書いたメールを送信。(※蛍を@に変えて下さい。)
 またはこちらの専用フォームへ記入し送信。
※コメントを付ける際はこちらの方法での投稿を推奨します。
 文書ファイルに書いて添付してもOKです。

④当記事のコメント欄への投稿。もしくはトラックバックを送信。

⑤PhleguratoneのDiscordアカウント(Phleguratoneで検索)にリプライまたはDM(推奨)を送信。
※口頭による投票受付も出来なくはありませんが、非推奨です。

なお、投票された内容に不備(11作品以上投票していたり、作品名が被っているのに作者名を書いていない等)がある場合は、解決のためにこちらから連絡する場合がございます。ご了承下さい。



【結果発表】
投票終了後にYoutube Live上にて発表致します!


それでは、皆さんの投票を心よりお待ちしてます!!

「GroundbreakinG DJMIX 2021」質問回答並びに今回のDJMIXの解説記事

先日8/29(日)に配信された「GroundbreakinG DJMIX 2021 [DAY2]」 に向け、GroundbreakinG運営に送信した質問回答ファイルの一部、とフルバージョンを含めたDJMIXの解説を以下に書いておきます。
www.youtube.com



【質問回答】


1. 普段の活動内容
2010年頃から一応インプレーヤーとして活動を開始しましたが、2012年からはBMS投票企画、更に2016年からイベント主催などの企画者として活動しております。
今年からは作曲&BMS制作にもチャレンジ中です。
soundcloud.com



2.GdbGと出会ったきっかけ

確かFALL氏が運営しているニュース系ブログ「びにゅう2.0」もしくは「びむらじ」で知った気がします。
いやー「びにゅう」でいきなり見た(↑のリンク参照)エントリーでのこの突然の勝利宣言には正直吹きましたww

……と調べ直す前には思っていたんですが、正確には今は無きbamgra氏の「BMS memo」かkisamaさんの「メモメモ」のニュース欄で知ったと思います。
あと、先日閉鎖されたloca氏の「locaのBMSれび~う」だったかも?
真っ先に「UNDERGROUND」Discを再生して「ガラスのブーケ」に一聴惚れしたのも良い思い出です。
以降は毎年必ずDLして楽しませてもらっております。



3.応募時のコメントに書ききれなかった想い (&配信時の副音声トーク用DJMIX short ver.解説文)


【HP掲載用コメント】

――人生においての良き出会いというものは、何も“耳ざわりの良い”ものばかりとは限らない――
そんな類な事をこのMIXを作っているうちに感じました(……まあ、耳ざわりの良いものも大好物なのですが)

GroundbreakinG、今年も新作リリースおめでとう&ありがとうございます!
(^^)<これからもGroundbreakinGをずーーっとずうーーーーっと応援していきますね!!!!!!!!1111
↑このコメントの元ネタが分かる人はかなりのkusofumen loverだと思います。


【楽曲選曲基準】

※今までのDJMIXで未使用楽曲であることを前提
①曲のテーマに「発見」「出会い」の要素が含まれるものや、耳慣れない・独自性の強い曲を選出する
「Groundbreakingシリーズ10周年記念全曲投票」上位3曲
第3位『Credits EX』Frums →short ver.は構成の都合上『Pictured as Perfect and Plus』に入れ替え。フルバージョンは2曲とも使用。
第2位『PROMAXIMA』Istasha (Nego_tiator)
第1位『Pernicious Deed』SABREMISSILE(cybermiso)
※本来は上記3コンポーザーの曲を2曲ずつ選曲するはずだったのですが、尺が足りず結局1曲ずつに……フルバージョンは2曲ずつ選曲しています
曲展開がいわゆるProg Rockもしくはそれに匹敵する楽曲
④上記の曲の繋ぎやストーリーの流れに沿った楽曲
もう単純に自分が好きな楽曲

以上の5条件のいずれかを満たす楽曲をセレクトし繋いだMIX音源です。
……が、思い通りのDJMIXにしようとすると規定時間の45分以内に収まらなかったため、かなり曲や展開を削って短縮したヴァージョンとなっております。


【何故この構成に?】
(MIX内容のネタバレを含むので、なるべく上記のDJMIXを全部聴いた上での閲覧を推奨)

DJMIX制作にあたり、選曲を考え(るため未使用曲リスト制作のためのAccessファイルを作り)つつ構成を考えてみたのですが、初めてのことなのでやはり難航。
気分転換にspotifyで好きなProg Rockの曲を聴いていくうちに「長尺曲の名曲から曲構成を借りてGdbG楽曲で再現してみたらどうだろう?」と思いつきました。
候補として、DJMIX→テープ編集が合間に入っている曲が良いだろうと思い、好きな長尺曲であるYes「Close to the edge(危機)」Soft Machine「Facelift」「Out-Bloody-Rageous」の中(いずれも18分超)から一番DJMIXらしく、かつ選曲対象の曲で再現するのに程良いと思った「Facelift」を選びました。
www.youtube.com
www.youtube.com
youtu.be
↑全曲オススメなので聴いて欲しいですが、今回のDJMIXではこの「Facelift」音源版が重要な役割を果たしているので特に試聴推奨です。
当初は「Facelift」の曲構造に沿った展開通りに曲を繋いでいく予定だったのです……が、最終的には部分部分のみの採用となりもはや全体的には別物の展開になりました。


以下選曲した各曲についてコメント


ゆめのつづき [Long ver.] (~Continued)
ロングバージョンのアウトロがゆっくりフェードインして上がりきったところで曲終了となります。果たしてこの始まりの意図とは?

pxe/1
構成の元にした「Facelift」イントロ部のアンビエントチックな部分の曲を探している時に聴いていてしっくり来たので選曲。元々のBMSコンセプトもアンビエントなのでそれなりにハマっていると思います。しかしフルで流そうとすると規定の45分を超えるので前半だけ使用しました。

天国と地獄の結婚
GdbGの選曲の広さのアピール、かつ次曲のJack-the-Ripperの前奏の意味合いも兼ねて選曲。
が、フルバージョンは流石に長すぎるため冒頭の1分辺りのブレイク部分までを使用することに。「ピアノソロだったはずだから密度がスカスカな部分はあるだろう」と思って聴き直したら音の切れ目が殆どなかったのでちょっと採用する部分を決めるのに悩みました。

Jack-the-Ripper ♦♠♥♣
選曲した最大の理由が実は次曲の「Mortuaryとアウトロ(と元BMSのSta氏のBGA演出)でストーリーが繋がるから」だったりしますが、ささくれ氏やSHIKI氏が生楽器を演奏できる方であると「発見」したのもこの曲のおかげです。BM9820ATで実際に生演奏を見られたのはとてもうれしかったですね。
www.youtube.com

Mortuary(Gdbg edit)
コンセプト含めBMS版も好きだったんですが、正直GdbGに入ったのが凄く意外でした。で、GdbGの選曲の広さをアピールする意味でもDJMIXの最初と最後以外に入れることは2020年の全曲先行試聴配信のトークを聞いた時点(Discの最初に入れるか最後に入れるかしか無かった旨の発言)で確定済みでした。
まあ良いか悪いかは別として、この曲もある種の「出会い」をテーマとしてますよね?

Vorota Collapse
さて、Mortuaryの後に何を繋ごうかと考えた時、最初はxi氏の曲で展開を一気に反転させることをまず考えたのですが、未使用曲を追って聴いているうちにこのeicateve氏の激しく劇的な名リミックスに突き当たり、Mortuaryに繋ぐならこれがベストだと思ったので入れています。この後にフルバージョンでは前述のxi氏の曲に繋いでいます。

Aragami
自然的な神聖さと前曲から続く激しさとジャンル名(LIFE STREAM)で選曲しました。Jack-the-Ripperから始まるMIX内ストーリー(死→彷徨→絶望・怒り→自然への昇華)はこの曲で一旦完結します。いやーショートバージョンにも入れたかったのですが尺が(ry 元はMortuaryから直接繋ぐ案もあったりとか。

Pernicious Deed
「Groundbreakingシリーズ10周年記念全曲投票」第1位曲。前述通りcybermiso氏の曲は2曲入れたかったのですが、どれも長尺でフルで入れると余裕で尺が足りなくなるうえ、つまんで短縮しようにもどの部分を採用するかが非常に難しかったです。Aragamiの神聖な雰囲気から再びダークなムードに聴く者を引き入れていきます。

ダイナモと白昼夢
阿部薫氏(サンプリングされているサックスを吹いているのが彼)の音楽はもっと人口に膾炙しても良いと思う。そこに纏わりつくASA-CHANG & 巡礼の『花』……そんなビートに噛み合ったLINDA氏の絶妙に気怠いラップも聴きどころ。

THE SEVEN
2010年初出時からGdbGで一番好きな曲がこの曲です。ラップの疾走感と音の組み合わせが独特でモノクロなビートの饗宴がたまりません。

feeling派(Gdbg Edit)
BM9820ATにて「やべえよ~この曲神だよ~~(大意)」とSyatten氏がDJしてる時にブースの真ん前で呟いてる方が居てすごく印象に残ってるのですが、この曲を初めて聴いて自分もそう言っちゃいそうになるぐらい良かったので入れました。
THE SEVENとはラップ音源活用繋がりというのもあるのですが、まさか氏も同じサービスを利用していたとは……

colorbar
feeling派が深夜放送の古い日本映画なら、こちらはTV局のオープニングの担当かなと思って選曲。時代を選ばないタイムレスな楽曲だと思います。

God Morning (Blu-ray Special Edition)
BMS初プレー時からBGAと壮大でおしゃれな構成に惹かれた曲です。完全に朝のTVアニメ枠として選曲。

ロリキート ~Flat design~
ポップログレとかジャンル的にこのMIXに入れるしかないだろう! と思って選曲したものの尺の関係上ショートバージョンでは外さざるを得ず。

introspect
これも大好きな曲です。BGAの内的世界を一人駆け巡るワクワク感がたまらないですね。

Bouquet colore (long ver.)
前曲から繋がる当DJMIXのサビ担当。「Facelift」のアツい展開に最も適っている曲として選曲したのですが、ショートバージョンでは泣く泣くオミットせざるを得ず……

Poison AND÷OR Affection
「P地帯」第1曲目。この複雑なリズムと展開の目くるめく感はまさにプログレ!! という事で選曲。丸ごと入れたかったのですがやはり一部分の展開をつままざるを得ませんでした。

PROMAXIMA
「Groundbreakingシリーズ10周年記念全曲投票」第2位曲。「P地帯」第2曲目。このアツい展開のプログレっぷりは「Facelift」のサビに相当するパートの1つとして選曲しましたが結果としてショートバージョンは予定よりも後半に。

Pictured as Perfect and Plus(A、~2:33)
「P地帯」第3曲目。BOFシリーズでの作者・プレーヤー間でのwin-winな「新たな出会い」を実現した作者の筆頭の1人がFrums氏ではないでしょうか。予想できない追加された後半部分の展開もさることながら、全曲先行試聴配信での演出でも強く印象に残っている曲であります。

Credits EX & w = addict EX(Simultaneous)
本来はCredits EXとマッシュアップさせるつもりだったんですが、期限までに上手く混ぜることが出来ずショートバージョンではw = addict EX単曲でのミックスとなりました。この曲のコンセプト上、MIXで使うとするなら誰もがFrums氏の曲と合わせたくなるとは思います(よね?)
ああああ氏、翡翠イスカ氏、梅干茶漬け氏の「ああ…翡翠茶漬け…」チームも上記の「新たな出会い」を実現した作者(チーム)の筆頭だと思っております。
さて、フルバージョンのMIXではCredits EXが左チャンネル、w = addict EXを右チャンネルに流し、中央に「Facelift」のクロスフェードパートの再現としてPictured as Perfect and Plusがうっすらと流れている感じに上手くしたかったのですが……どうでしょう?
このマッシュパートのみの別ミックスとなるmosaic ver.を準備中ですのでいずれ公開出来たらと考えております。

Pictured as Perfect and Plus(B、4:00~5:05)
構成の元にした「Facelift」にはメインパートであるライブ音源部の合間にスタジオで録音したパーツが入り込み、あたかもマッシュアップの様な状況になるパートがあるのですが、その部分をこの2曲で再現し……たかったのですが、同時再生時にどちらかの曲を薄く聴こえるようボリュームを上げるとどうしても音がクリップしてしまうため、泣く泣くフェードアウト→フェードインで処理することにorz

Buuuuuuurstraffic (extended mix)
この曲も単純に好き枠なんですが、HOUJIROU氏の新たな激しい一面を「発見」したトラックとして選曲しました。まあ、制作中にこのツイートを見た事も決めての一つだったりします。

Spicy Mackerel And Nice Soybean paste(おいしいさばみそ remix)
cybermiso氏の2曲目。しつこく粘っこいビートがとても中毒性高し。

Hyper Fiber World Spectrum
世界を駆け巡るかの様な展開がプログ・ロック的だと感じて選曲。

Online
一聴して耳を惹くキラキラとしたビートが特徴的な牧野氏の一曲。

新 漢江水打令 (The New Han River Anthem)
この曲も単純に好き枠として選曲。韓国発の新たなアンセムとの出会い、と言ったところでしょうか。

Holy Prayer
「Groundbreakingシリーズ10周年記念全曲投票」の各アルバム部門で2014のDisc1に票が1つも集まらないという結果になったので、「最も推されていないDiscから選曲しよう」と感じ、前後の曲と流れの合うこの曲を選曲しました。

エンバディメント ~2010 flynation mix~ (full)
今回のDJMIX制作にあたり、GdbG過去作を聴き直していくうちに一番くらった曲がこのY.W氏の「エンバディメント」でした。締めとしても物凄く合ってると感じたので最後に配置しました。Y.W氏は人生で初めて知ったオリジナルBMS作家の一人でもあるのでそういった昔の「新たな出会い」の意味も込めて。

ゆめのつづき [Long ver.](Halfway~)
ロングバージョンのイントロがゆっくりフェードインしてきて曲が大体進んだ後にフェードアウトしますね。果たしてこの終わりの意図とは?


4.好きなBPM
音楽的な意味で好きなBPMは特にありません。字面で言えば9が付くもの(99とか)やゾロ目(111とか)・シンメトリックBPM(212とか)ですかね。
基本的にSPEEDCOREやEXTRATONEで無ければBPMを意識して聴くことはまず無いですね。あとはII-L氏が提唱している「psy footwork」(BPM170固定)位でしょうか。
ちなみに好きな拍子は分子が2桁の拍子(~10/4や13/8 etc)、好きな連符は奇数連符(5・7・11……連符)です。

【投票終了】『第二回BMS界ミスター・BGAキャラコンテスト』及び『第二回BGA総選挙』開催のお知らせ

先日行った『第六回BMS界ミス・BGAキャラコンテスト』は(作者の方の応援等も有り)盛況の中で幕を下しました。
改めて投票してくださった方々並びにファンアート投稿してくださった方々、ありがとうございました!


さて、「BMS界ミス・BGAキャラコンテスト」の第四回が行われた2017年には、同時に男性キャラ限定の投票企画『第一回BMS界ミスター・BGAキャラコンテスト』を行っておりました。
『第六回~~』エントリー期間中に、「「ミスター・BGAキャラコン」は無いの?」という意見を少々拝見しまして、当該企画を思い出し、「4年経った今、開催したら結果がどうなるのだろうか……」と第六回開催中に思いたち、今一度企画を詰めて再び開催することに致しました。


……という事で今回は、あなたが推したい男性・男性型BGAキャラクターに是非一票を!
そしてキャラクターに対する 熱い 想い を語るチャンスです!


更にこれまた2017年に行われた、キャラクターが登場しないBGAや実写を加工したBGAが投票対象の企画BGA総選挙』の第二回も実施致します!
※今回は「CG・イラスト部門」「実写(加工)部門」を統一して投票1部門のみとし、キャラクターが登場する作品もOKとします。

投票ルール

※ハンドル名とHP or mail addressは必須です。

・エントリーされているキャラクター・作品の内、最大3組(作品)を選出してください。そのうち「3点」「2点」「1点」を与えるキャラクター(作品)を決め、投票欄内に当てはまるラジオボタンをクリックした後送信ボタンを押してください。

・エントリーされているキャラクターは29組、BGA作品は19作品です。
docs.google.com


1組(作品)も選択されていない状態で投票されている場合は主催から連絡いたしますのでご了承下さい。

応援作品について

・今回は応援作品の対象がファンアートだけでなく差分も対象となります。当該作品のBMSBGA・BMSON・PMS差分を作成するとボーナスとして当該作品に3P入ります。ファンアートの場合も同様に3P入ります。

・応援作品を投稿する場合は各投票のハッシュタグ #MrBGA2nd #BGAvote2nd を付けてTwitter上に投稿するか、投票フォームに作品DL用のリンクを貼り付けてください(主催側でTwitterにて代理で公表します)

※誹謗中傷に該当する内容や、当該BMS作者・BGA作者から抗議があった場合は投票内容と併せて無効とさせて頂きます。

docs.google.com
docs.google.com



それでは、皆様の投票をお待ちしております!!!




以下の文章は終了したエントリー推薦についての説明となります。

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