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空読無 白眼
- 天国と地獄の結婚 / Tarte Tatin
BMSAを除けば曲の長さに対してノーツの密度が一番少ないBMSだと思われます。
その数、曲の開始時、終了時に一つずつ、合計2つだけ!
手抜きという捉え方もできるかもしれませんが、BGAは説明書のような構造をしていて、プレイさせることよりもBGAを見ることに特化させた結果だと思います。
2つのノーツは説明書を開く・閉じる行動を再現させているのかもしれません。
- Brain Surviving Magic / Speed Magician(sound piercer) / Transfero
BMSは音ゲーとしてだけでなくクイズゲーとしても遊ぶことができることを証明した作品です。
- L.D. / Andy Lee arranged by Saka-ROW組
みんな大好き
演劇と音ゲーを融合させた作品。
その曲尺の長さにも驚きだが、一番注目するところは演者の語りをスッッッッッゲェ細かく音切りして配置しているところ(たしか192分間隔とかだった気がする)。
また、演劇の内容もどんでん返しなどがあり、正直4分でも短いような気がすると僕は思いました。
- Dream of fetus ; Guernica / amo & czardas
4分でも短いと感じたのは、そもそもこのBMSの存在があったからなんだよね。
BMS抜きにして普通の音楽でも長い部類に入りますよね?
- クロラノ / eicateve / yujurie
ピンからキリまでプレイヤーに不安感をあたえる作品。
乱雑に配置されたかのようなカットアップされたサンプリング、BGAのリンゴの中身が段々くり抜かれていく様子、そして唐突にながれる不協和音のピアノの旋律。
- Keiren / Yoshitoshi Abo
ここまでノーツの密度が大きく且つガチのノイズBMSは無かったのではないでしょうか?
- ヒッポカンパスにおける記憶の断片化と再結 / ATM
まずタイトルからして変なBMSであることをプレイ前に察することができますよね。そしてプレイしてみたら本当に変なBMSだった…。
- ・チョウの標本 / Process 2.3.1.
そもそも前衛的な系列のBMSの原点は全てこの作品に行き着くはずなんですよ。
つまり元祖前衛的BMSです。
その当時、それまでになかったと思われる"おっさんの語り"。
その後の美しい旋律やブレイクビーツはまさに芸術。
- 踊り子,飛行機のプロペラ,海 / Lapis Lazul
ただ純粋に気持ち悪い(褒め言葉)。
譜面はドロドロしているし、曲全体はこれでもかというぐらい不規則。
古城チヒロ
- Trancing 'Tempo'rary / NASA
同梱譜面が15種類もあり、うち12種類が、作曲者本人が製作した物です。
ここまで同梱譜面の多いBMS作品は非常に珍しいのではないでしょうか。
Phleguratone
- チョウの標本 / Process 2.3.1.
クラスタでのレビュアーさん達の衝撃を鑑みるとやはりこの作品は挙げざるを得ません。
濃密な雰囲気を感じさせる音像も先進的だと思います。
- ヒッポカンパスにおける記憶の断片化と再結 / ATM
昔も今もそして今後も前線で居続ける作品だと思います。
- fLASHbACK fOUR xXXxXxXXXXXXxXXX / eicateve
初見で最もビビったBMSの一つ。イベントの趣旨通りの尖った作品。
不安と哀愁を煽る曲調と、はみ出しBGAとマルチエンディングの使い方が絶妙。
- ( ゚Д゚)<ボクメーツゲリラライブ2005-2006 -2005-2008Mix- / tarolabo vo:小宮真央
作品ページ:http://manbow.nothing.sh/event/event.cgi?action=More_def&num=77&event=54
tarolabo氏の作品には前衛的な物が数ある中、総合的に一番尖っているのは何か?と考えた末選びました。
- sevenscape / xarva
(ネタ抜きで)ドローン・アンビエント系でノーツ数が極端に少ない作品の中でも一番成功しているのはこの作品かなと思って選びました。
- Ich mochte doppelte Lizenzgebuhren / Tetra The Company
地雷アニメーションの元祖的作品。初公開時の衝撃は今でも忘れてません。
- Dstorv [Ego] / Feryquitous movie:Sight / pattern:Nor
現在一部で使われている様々なギミック技法を数多のプレーヤーに知れ渡した(と思う)譜面。
- 踊り子,飛行機のプロペラ,海 / Lapis Lazul
まずタイトルの時点ですごく印象に残りますよね。明らかに音ゲー向きでない曲調でありながらBMSとして発表したのが凄い。まさかあの「M-a-Y-u」と同じイベントに登録されているとは……
- 天国と地獄の結婚 / Tarte Tatin
(BOFOONを除けば)BMSとしては初のコンセプチュアル・アートとなった作品。青天の霹靂。
京都306
- [!!DATAERROR!!] / Music : NODATA / BGA : NODATA
以前このランダム譜面を分解しまして、5つの譜面に還元?して判ったことなのですが、一つぶっとんだ譜面(Phleguratone註:↑の動画です)が混じっていて、
プレイした人には何か見覚えのある配置&キー音が出てきます。
1小節ごとにランダム分岐が組まれてるゆえに許される“物理的に厳しい連皿”は計算して作られたのか。
謎の多い譜面ですが、昨今公式ネタ譜面が増える中でBMSならでは――正規譜面が存在しなかったり、楽曲無視のキー音配置がふんだんに盛り込まれたこの譜面は、
確かに新たな可能性を見い出した先進性ある譜面だということで……おそらく結構な手間が掛かってるんだろうなぁ。
フリージア
- %E3%83%96%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%B3 / ルナ・ヴィオーラ ※~Falling in "B" mix~は除く
タイトルもあいまって、初選曲のときはバグったかと思いました。
時計の音に始まってだんだんと音が追加されていき、時計の音に終わるのがなんとも意味深。
- ゲルニカの壁 / LOKI
明らかに他とは異質な曲。
派手さはないが、だんだん不安になってきます。
- Een Lijden / Glome
ブレイクビーツとストリングスの不和っぷりが素晴らしいです。
- 恐鳥 / 主人公(tarolabo)
作品ページ:http://tm2.toymusical.net/music/info/lastbattle.html ※音が鳴るので注意
突然発せられる無機質な声、それから展開される予測不可能な音階と、理解できない要素がたっぷり。
- κανων / tarolabo
作品ページ:loom
前半こそIDMの範疇に収まってますが、後半どんどん音が崩れはじめていき・・
SANY
- Alcubierre drive / raii / Earl
BPMがあらぶったり、小節線があらぶったりと多くのギミックがあるにも関わらず、プレイにほとんど影響がでない作りになっています。
これだけでもすごいのですが、このギミック なんとプログラムによって作られています。
作曲者が作ったソフトに完成した譜面を入れるだけで、一瞬でギミック譜面が完成してしまいます。
BMS作成にプログラムを生かすこの技術は、まさに先進的と言えるのではないでしょうか。
BMS大好きさん ~10,000,000,000人目~
- Egypt / judithz
BMS史上最高に臨場感がある前衛四つ打ちだと思います。
この感覚は譜面の横幅や判定が狭くなければ成立しないように思います。
- giggle family / eicateve
作品ページ:http://www.eicateve.info/
ロングノートの終端の取り扱いに先進性を感じました。
発展形も。
- U9 / futher
GrooveCoasterやCHUNISMなどの「譜面是映像」的な方向性に先鞭をつけた歴史的な差分だと思います。
- オートメーション工場 / John "De Bello" Cage
作品ページ:戦國アリス
BMSON形式が#RANDOMをいまのところサポートしていないのは個人的には大正解だと思います。
- Armais (u7) / yanagi
いわゆる発狂譜面の祖だと思います(違うかも)。
その後の歴史を見ると最も現実的な選択だったのかな。
- lodestone / yororeri
当時この譜面を再生できる本体はほとんど存在せず、Windows唯一の譜面エディタだったBMSCでも編集できませんでした。
15年前のDstorv [EGO]という感じ?
- (スピリット[PF])seagull / NEKOTEK
※当該譜面は動画1曲目
本当は「このToy Musical 2専用コースそのもの」を挙げたいところです。
映像のような譜面をシステマティックに演出する試みがかつてあったことは記憶されてよいと思います。
- overimage (below,human.) / tats-a.r.m
↑※当該譜面は動画4曲目
既に入手不可能で、私はもう持っていないし、動画も見当たりませんが、音と譜面が今でも妙にこびりついているので挙げました。